一関・平泉

高校野球岩手大会 一関学院 甲子園へ 12年ぶり7度目

12年ぶりの優勝を決め喜びを爆発させる一関学院ナイン=25日、県営球場

 第104回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は25日、盛岡市の県営球場で決勝が行われ、一関学院が最速152キロ右腕の齋藤響介(3年)を擁す盛岡中央を3―2で下し、12年ぶり7度目の夏の甲子園出場を決めた。【8、15面に関連】

 大雨に見舞われた準決勝から一転、日が差す絶好のコンディションの下、一関学院は下手投げの小野涼介(2年)、盛岡中央はエース齋藤が先発してプレーボール。一関学院は二回、5番小野唯斗(2年)の右前打を足掛かりに2死二塁とすると、7番千葉周永(3年)の左越え適時二塁打で先制。さらに9番菅野千陽(2年)の右前適時打で2点目を挙げた。

 四回に同点に追い付かれたものの、六回に先頭の4番後藤叶翔(3年)の右越え二塁打と牽制(けんせい)悪送球で無死三塁とし、続く5番小野唯の中前適時打で勝ち越した。

 小野涼は制球良く、チームとして今大会初失点を喫したものの、盛岡中央打線を2点に抑える粘りを見せた。四回途中から救援した寺尾皇汰(2年)は、緩急を織り交ぜた投球で相手を翻弄(ほんろう)し、1安打に封じる好投で、チームを参加66校59チームの頂点に導いた。

 盛岡中央は四回に2死一、二塁から9番菊池快主将(3年)の右中間2点適時二塁打で同点に追い付いたが、その後は打線が沈黙。プロ注目の好投手・齋藤は140キロ後半の直球で10奪三振と奮闘したが、あと一歩及ばなかった。

 一関学院は新型コロナウイルスの影響で全国大会が中止された2020年夏の県独自大会を制しているが、甲子園出場は12年ぶりとなる。小松大樹主将(3年)は「チーム全員でつないでいこうと徹底してやってきたので、それが成果となって勝てた。2歳上の偉大な先輩たちを追い掛けてやってきたので、その人たちを超せるような甲子園の結果を出していきたい」と語った。

 全国大会は、8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選は同3日で、一関学院は岩手大会で敗れたチームの思いを背負って甲子園で日本一を目指す。

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