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マスターズ入賞メダル披露 岩手山などデザイン 岩手県

 県は25日、9月に本県で開催される「日本スポーツマスターズ岩手大会2022」の入賞者に贈られる記念メダル=写真=をお披露目した。岩手山や浄土ケ浜(宮古市)などがデザインされた南部鉄器製のメダルで、計2009個を作製。全国から訪れる選手や関係者に、本県の魅力と東日本大震災の復興支援への感謝の気持ちを伝える。

 メダルは金、銀、銅の3種類で、各競技の1~3位に授与する。金と銀は各590個、銅は829個を作製。縦約7センチ、横約6センチ。重さ約90グラム。表面には岩手山などのほか、「盛岡さんさ踊り」の太鼓、裏面には復興のシンボル「奇跡の一本松」(陸前高田市)と復興支援に感謝するメッセージがあしらわれている。

 メダルに付属する台紙もお披露目。障害があるアーティストの作品を発信しているヘラルボニー(盛岡市)がデザインを手掛け、カラフルで目を引く。

 スポーツマスターズはシニアスポーツの祭典で、22回目となる岩手大会は、9月3日の水泳を皮切りに、同26日まで13市町で全13競技が行われる。全国から選手や監督ら約8000人が参加する見込み。

 これまでの大会では入賞者にフォトフレームを贈っており、記念メダルを作製して授与するのは岩手大会が初めて。達増拓也知事は「海、山、歴史、文化、震災などの要素をフルにメダルに込めることができた。改めて全国に伝えたい」と話している。

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