水力発電に興味津々 胆沢ダムなど見学 親子de体感ツアー【奥州】
奥州市胆沢をバスで巡る「親子deエネルギー体感ツアー」(岩手日日新聞社主催)は27日開かれ、参加した親子が施設の見学などを通じてエネルギーについて理解を深めた。
一関市や北上市などから小学4年~中学3年を含む親子10組25人が参加。JR一ノ関、水沢各駅を発着点にバスで焼石クアパークひめかゆ、胆沢ダム、胆沢第三発電所を訪れた。
ひめかゆでは東北電力社員によるエネルギー出前講座、手回し発電実験、クイズコーナーが行われた。胆沢ダムは堤体上部からと、堤体内部をそれぞれ見学。胆沢ダムの水を利用する胆沢第三発電所にも入り、説明を受けた。
その後、ひめかゆに戻り、子供たちは体験したことを「キッズリポート」としてまとめた。最後は温泉で入浴を楽しんだ。
子供2人と参加した奥州市の中山恵子さん(45)は「建設している時から見ていた胆沢ダムの中に入ることができ、貴重な経験だった。ここで発電をしていることはよく知らなかったので勉強になった」と話していた。