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水難犠牲者10人 夏場事故に注意喚起 昨年・県警【岩手】

 県警は、県内の2021年水難事故発生状況をまとめた。件数は17件(前年比増減なし)で、水難者は19人(同4件減)。このうち、10人が犠牲となった。海での事故が大半を占めている。県警は海水浴シーズンを迎えたことから、事故防止に向けて複数人での入水などを呼び掛けている。

 水難者19人の内訳は、死者10人、負傷6人、無事救助3人で、半数以上が死亡した。場所別では、海が14人、河川が5人だった。

 事故を状況別に見ると、魚釣り・魚取りが8人で最も多く、その他3人、漁などの作業中、通行中、水泳中、不明が2人ずつで続いた。

 死者を年齢別に見ると、40代と60代がそれぞれ3人、70代が4人。65歳以上の高齢者は4人で、全体の40%を占めた。

 今年の水難事故は6月末現在、6件(前年同期比増減なし)発生している。水難者は6人(同1人減)と減少したが、4人が死亡した。水難者6人中、3人が海、次いで2人が河川での事故だった。

 例年、7~9月に海や川で水難事故が多発することから、県警は注意喚起を図っている。防止策として▽海や川で釣りをする際のライフジャケット着用▽気象などの的確な状況判断▽危険箇所の事前把握▽子供への注意・監視―などを挙げている。

 県警の工藤一真地域課次長は「海水浴シーズンを迎え、海水浴場での事故増加が予想される。極力一人ではなく、常に家族や友人らと一緒に水に入るように気を付けてほしい」と話している。

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