奥州・金ケ崎

岩盤踏みしめ堤体登山 奥州・3年ぶり胆沢ダムフェス

「胆沢ダムフェス2022in夏」で、堤体登山に挑戦する参加者

 「胆沢ダムフェス2022in夏」は2日、奥州市胆沢若柳の胆沢ダム周辺で開かれた。毎回好評の堤体登山体験会や「栗駒焼石ふぉとライン」、物産販売などが催され、家族連れらが国内最大級のロックフィルダムがつくり出す景観と自然の恵みを体感した。

 胆沢ダム管理支所(小原昭彦支所長)主催で森と湖に親しむ旬間関連の堤体登山体験とふぉとライン、また胆沢ダム水源地域活性化協議会主催で「物販&キッチンカー」が行われた。

 このうち、堤体登山体験では市内外から訪れた参加者が堤頂部を目指し、平均25度の傾斜のある長さ200メートル弱の岩盤を一歩一歩踏みしめながらそれぞれのペースで登った。

 参加者には特製登頂証が贈られ、家族と訪れた同市江刺の及川心桜里さん(江刺愛宕小4年)は「面白かった。ダムを登るのはとても楽しい。また挑戦したい」と話していた。

 同フェスは毎年春、夏、秋に開催されているが、新型コロナの影響などで20、21年と22年春が中止された。今回は感染防止対策を取った上で、同日のイベントのほか、SUPヨガ(7日・いわて流域ネットワーキング主催)、ラフティング祭り(11日・同)が分散開催される。

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