水生生物観察親子で楽しむ JA花巻・ちゃぐりん農園
JAいわて花巻による「親子でちゃぐりん農園」は7月30日、花巻市野田地内の水田などで開かれ、参加した親子らが水辺にすむ生き物たちを観察しながら楽しいひとときを過ごした。
同農園は、JA事業に関心を持ってもらおうと実施。2022年度は10月まで全4回の日程で開講し、2回目となる同日は児童や保護者約20人が参加した。市環境マイスターの米澤充さん(40)と同市東和町在住の農業佐々木哲哉さん(48)が講師となり、水田などで生物調査に取り組んだ。
子供たちは用水路内を網ですくい、泥の中からアメリカザリガニやドジョウ、タニシなどさまざまな生物を見つけ出した。米澤さんらに名前や特徴を教えてもらいながら、水槽に移して生き物たちをじっくりと観察した。近くの畑に移動して5月に定植した野菜の収穫も体験した。
小原淳之祐君(北上市立江釣子小学校5年)は「虫取りとかはあまりやらないので楽しい。タニシやドジョウを捕まえた。大きなアメリカザリガニを捕まえたい」と笑顔を見せていた。