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一関学院惜敗 明豊(大分)に5―7 全国高校野球選手権大会

明豊に敗れ、引き揚げる一関学院ナイン=12日、甲子園【時事】

 第104回全国高校野球選手権大会第7日は12日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、本県代表の一関学院(12年ぶり7度目出場)は第1試合で、大分県代表の明豊(2年連続8度目出場)に5―7で敗れ、惜しくも3回戦進出はならなかった。【4、15面に関連】

 一関学院は一回2死二塁から4番後藤叶翔(3年)の左前適時打で先制。二回にも6番小松大樹主将(3年)の右前打を足掛かりに1死一、三塁とすると、併殺崩れと2番千田白琥(3年)の中前適時打で2点を奪った。

 先発した下手投げの小野涼介(2年)は制球に苦しみながらも相手に得点を許さなかったが、四回に四球と味方の失策からピンチを迎え、救援したエース寺尾皇汰(2年)も適時打を浴びるなど2点を返された。だが、五回1死満塁から5番小野唯斗(2年)の右犠飛で1点を追加して2点リードで試合を折り返した。

 六回に本塁打を浴びて1点差とされると、七回には四球から2点を奪われ逆転されたが、直後に2死二塁から後藤が中前適時打を放って同点に追い付いた。

 しかし、左腕高澤奏大(1年)が明豊の強力打線の勢いを止めることができず、九回に3安打などで2点を勝ち越された。その裏には先頭の1番原田大和(2年)が安打で出塁して反撃ののろしを上げたが、直後に併殺を喫して万事休し、初の1大会2勝はならなかった。

 小松主将は「完全に自分たちの力不足だった。まだまだつなぐ野球というのができなかった部分もあるし、チャンスで1本出なかった」と悔しさをあらわにしながらも「自分の中ではやり切ったというのが強い」と胸を張った。

 髙橋滋監督は「試合の入りとしては、非常に良かった。ただ、じわりじわりと追い上げられて、リードはしていても試合展開としてはあまり良くなかった」と振り返り「磨いてきたつなぐ野球を最後まで実践できたと思う。選手が甲子園という初舞台でも堂々と戦ってくれたことを、本当にたくましくなったとベンチから見ていた。もう一つ勝てるところまであと一歩だったが、うちのチームにとっても私自身にとっても本当に勉強になる2試合だった」と選手をたたえていた。

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