花巻

「下ノ畑」、歴史を案内 保存会 記念モニュメント設置【花巻】

下ノ畑に新たに設置された記念モニュメント

 花巻市の宮沢賢治「下の畑」保存会(菅野將勝会長、会員12人)は、同市桜町の「下ノ畑」に記念モニュメントを設置した。モニュメントには下ノ畑や花壇「涙ぐんだ眼」の歴史が記され、宮沢賢治ゆかりの地を観光客にPRする。賢治の月命日である21日に現地で除幕式が行われ、関係者が新たなシンボルになることを願った。

 同会は下ノ畑を大切に保存していくことを目的に2009年11月に発足。畑の広さは約23アールで、サトイモなどの野菜を栽培しているほか、地元の南城小学校の児童とともに白菜を育て収穫している。

 下ノ畑には県外からも観光客が訪れるが案内板などがないため、より深く知ってもらうおうとモニュメント設置を企画。花南地区コミュニティ会議などと連携し、市の地域づくり交付金を活用して製作した。

 モニュメントは鉄骨と強化ガラスで作られており、高さ約1メートル80センチ、幅約55センチ。下ノ畑の歴史の説明とともに、元市地域おこし協力隊の塩野夕子さんが描いたイラストを配した。製作費は約45万円。

 除幕式には約40人が出席し、代表者が合図で一斉にひもを引きモニュメントを除幕した。上田東一市長らが祝辞を述べ、全員で記念撮影を行い、完成を祝した。

 菅野会長は「遠くからわざわざ来た観光客が畑の場所が分からず、迷うことが多かった。これを設置したことで、より多くの人に下ノ畑や賢治さんのことを知ってもらえる」と期待していた。

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