北上・西和賀

北上中新校舎 26年度利用開始へ 体育館は2棟建設 東陵中と統合

 北上市教委は、老朽化している市立北上中学校を同校敷地内に建て替え、2026年度に新校舎の利用開始を目指す基本計画をまとめた。新校舎完成と併せ、同年度に東陵中学校と統合する方針。工事は2期に分け、体育館は2棟建設する計画で、28年度の全面完成を見込んでいる。

 北上中の現校舎は1957年度建築。60年以上が経過し、校舎全体の維持も限界となっている。東陵中は93年度建築で老朽化していないが、生徒数が減少し今後も同様の傾向が続く見込み。市教委は2021年度、「部活動環境も含めた教育環境整備を急ぐ必要がある」として統合の方針を打ち出し、目立った反対もなく理解が得られたと判断。市中心部に立地し、通学利便性が高い現北上中校舎の敷地を新校舎に活用することとした。

 市教委は当初、25年度の新校舎利用開始を見込んでいたが、スケジュール的に難しく26年度に修正。現北上中の学校運営をそのまま継続できるよう仮設校舎は造らず、体育館は部活動が校内で十分できるよう2棟建設する。

 まず、第1工区は新校舎と体育館1棟を現グラウンドの一部に建設。23年度に設計、24、25年度に建設工事し同年度内に完成、26年度に利用開始する。

 その後の第2工区では、新校舎での学校生活が始まる26年度に現校舎を解体し、27年度はその跡地に2棟目の体育館と新しい武道場、プールを建設。28年度に利用開始する。現在の体育館と武道場、プールは解体する。グラウンドも26年度に復旧、整備し直す。

 新校舎は現校舎よりもやや広くなり、東陵中の生徒を加えてもスペース的には十分、対応できる。現プールは50メートルだが、新プールは25メートルとする。総工事費は66億円を見込む。

 東陵中は、北上中のうち立花、黒岩、照岡の各小学校区を分離し、94年度で閉校した口内中を統合し95年に誕生。30年余りで再び、北上中と統合する。

 市教委は両学区に、この方針について情報提供した。平野憲教育長は「26年度統合の方向で、地域とさらに具体的に協議していく。26年4月に生徒たちが無事に新校舎で迎えられるよう、計画通り進めていきたい」と話している。

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