奥州・金ケ崎

模様変化 藍染め興味深く 記念事業へ向け児童体験 今年度末閉校・人首小【奥州】

藍染めを体験する人首小の児童

 学校統合により2022年度末で閉校する奥州市江刺米里荒田表の人首小学校(菅原るみ子校長、児童15人)は、閉校を前にこれまで高学年が対象だった独自の藍染め体験を全校に広げた。地域への長年の感謝を込め、作品をプレゼントする記念事業に取り組む。今年度最初の体験となった23日は、低・中学年も初めて行った。

 同校の藍染め体験は今年で4年目。同市江刺米里南新田に琉球藍染工房を開いている平敷慶彦さん(46)・久美さん(46)夫妻の協力で開いている。

 久美さんは同校の卒業生でもあり、校史の最終年度は全ての児童に体験してもらおうと、対象を4年生以下にも広げた。同工房展での恒例の販売に加え、今年度は記念返礼品を制作する。

 同日は総合の授業で取り組み、平敷さん夫妻の指導でハンカチ2枚を染めた。生地を折り畳んだり、藍が染みないよう型などで締め付けたりすることで仕上がる模様が変化。このうち初めて体験する4年生以下は、生地を広げると表れる模様に強く引き付けられた様子だった。

 千田結佳さん(4年)は「きれいに色が付いてびっくり。うまく染められたと思う。手に取る人にうれしい気持ちになってほしい」と話していた。

 児童が同日染めた作品のうち1人1枚分については、9月1~7日に盛岡市のパルクアベニュー・カワトクで開かれる同工房展「一人称の藍」で販売する。返礼品の染め物は今秋に制作する予定で、贈る具体的な対象者や時期を現在検討している。

 江刺地域では同校など5校が統合し、23年4月に江刺ひがし小が開校する。

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