コロナ新規感染1835人 4人死亡
県と盛岡市は24日、新たに10歳未満~90歳以上の男女1835人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規患者数としては過去2番目に多い。県は65歳未満と65歳以上の高齢者の各2人で、基礎疾患のある入院患者計4人が17日と21日に死亡したと公表。県内の死者は143人、患者累計は8万3754人となった。
保健所別の内訳は盛岡464人、県央358人、中部344人、奥州181人、一関150人、大船渡86人、二戸83人、久慈63人、宮古55人、釜石51人。県央で過去最多を更新した。重症者はいない。
新たなクラスター(感染者集団)は7件発生。うち高齢者施設で4件あり、盛岡市の施設で計5人、県央保健所管内の施設で計18人、奥州保健所管内の施設で計5人、久慈保健所管内の施設で計6人が感染。大船渡保健所管内では3件発生し、うち共同生活の施設で計9人、別の施設で計15人、医療施設で計5人がそれぞれ感染した。このほか、公表済みの9件で新規患者が確認された。
直近1週間の人口10万人当たり新規患者数は県全体926・2人、盛岡市は1026・1人でいずれも過去最多。病床使用率は39・5%。自宅療養者は657人増の1万2136人で過去最多となった。