一関・平泉

本間所長(水沢VLBI観測所)が講演 グスコーブドリの大学校 来月19日【一関】

第21回グスコーブドリの大学校講演会&公演のチラシ
劇団黒猫舎公演も
東山・石と賢治のミュージアム

 一関市東山町松川の石と賢治のミュージアム(菅原淳館長)は、9月19日に同町長坂の東山地域交流センターで第21回グスコーブドリの大学校の一環として国立天文台水沢VLBI観測所(奥州市水沢)の本間希樹所長による講演会と劇団黒猫舎の公演を開催する。いずれも入場無料で事前予約を受け付けている。

 催しは宮沢賢治学会イーハトーブセンター、岩手日日新聞社などが後援する。

 当日はグスコーブドリの大学校の開校式に続き、午後2時から本間所長が「岩手発ブラックホール行き 銀河鉄道の旅」をテーマに講演。ブラックホールや銀河系などの天文学研究について旧緯度観測所や宮沢賢治との関わりに触れながら分かりやすく解説する。

 3時30分からは劇団黒猫舎が宮沢賢治の童話を基にした「猫の事務所」「気のいい火山弾」「カイロ団長」の3演目を上演する。

 本間所長は米テキサス州生まれ。神奈川県で育ち東京大理学部天文学科を卒業し同大学院博士課程を修了。現在国立天文台教授、同所長を兼務する。専門は電波天文学で、超長基線電波干渉計(VLBI)を使い銀河系構造やブラックホールの研究を行っている。2019年に話題となった世界初のブラックホールの撮影にも大いに貢献した。

 劇団黒猫舎は10年4月に旗揚げした女性だけでつくる劇団。大道具や衣装を最小限にし、歌や演奏、ダンスなどを織り交ぜることで視覚や聴覚を刺激し、想像力をかきたてる舞台づくりを実践する。同公演は市の地域おこし事業(元気な地域づくり事業)で行う。

 グスコーブドリの大学校は東山町と関わりが深い宮沢賢治の理念や精神を学ぶ講座で、今年は花巻市の賢治祭(9月21日)に合わせて9月19~21日の3日間の日程で開催。20、21の両日は、旧東北砕石工場や賢治詩碑の見学、奥州市の奥州宇宙遊学館の見学、星空観察会などを予定している。

 講演会と公演はいずれも定員70人。誰でも参加できるが、事前予約が必要。希望者は事前に電話かメールで申し込む。問い合わせは同ミュージアム=0191(47)3655=へ。

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