温泉巡り、旅行お得に スタンプラリーや割引キャンペーン 奥州市観光物産協
奥州市観光物産協会(菊池達哉会長)は、観光関連事業者緊急支援事業「コロナに負けない! GANBAPPE奥州」の一環で、「温泉スタンプラリー」(奥州・金ケ崎温泉組合主催)を支援する日帰り入浴利用促進事業と、市内に本社のある旅行業者を通して予約した場合の旅行代金を割り引く旅行業者支援事業に取り組んでいる。同協会の小岩敬一専務は「大きな影響を受けている事業者支援のため、お得に温泉巡りや旅行を楽しんでもらいたい」と話している。
緊急支援事業は、新型コロナウイルスの影響を受ける市内の観光関連事業者を対象に、国の地方創生臨時交付金を活用して2021年度から展開している。
温泉スタンプラリー(20日~10月31日)は昨年度に続く事業で、同協会と金ケ崎町観光協会が協賛。期間中に同市と同町にある10の日帰り温泉施設を回ってスタンプを集め、集めた数に応じて「前沢牛・奥州牛セット(2万円相当)」(全10施設、10本)、「奥州金ケ崎地酒セット」(6~9施設、50本)、「温泉施設招待券3枚組」(3~5施設、300本)が当たる抽選に参加できる。このうち温泉施設招待券は、10施設が90枚ずつ用意した招待券をランダムに3枚組み合わせて贈る。
旅行業者支援は「おうしゅう市民の旅応援キャンペーン」の名称で実施。市内5業者が扱う▽宿泊を伴う旅行▽対象業者が企画し募集する交通を伴う旅行▽旅行者の要望に沿って造成した交通を伴う旅行▽対象業者が受託販売する旅行―のうち、旅行代金が1人5000円以上(消費税込み、入湯税別)の場合に3000円を割り引く。1業者当たりの上限は54万円。
支援事業に関する問い合わせ先は市観光物産協会=0197(22)7800、ファクス0197(22)8281、メールkankou@catv-mic.ne.jp=。温泉スタンプラリーについては同組合事務局の永岡温泉夢の湯=0197(44)3420=へ。