花巻

木のおもちゃ遊んで トヨタカローラ南岩手 花巻店に「ひろば」開設

トヨタカローラ南岩手花巻店に開設された木育ひろばで遊ぶにまいばしこども園の園児

 トヨタカローラ南岩手(高橋俊雄代表取締役社長)は、花巻市二枚橋の花巻店内に「木育ひろば」を開設した。同社の木育ひろばの設置は、北上店(北上市)に続いて2店目。利用客のみならず、家族連れや子供たちにも開放する考えで、多彩な木のおもちゃで遊びながら木育の魅力に触れてもらう。

 2022年度の県の「いわての木があふれる空間づくり事業」の採択を受けて開設。同社は花巻、東京の両おもちゃ美術館と木育推進連携協定を締結しており、両美術館の監修、協力を得て作り上げた。

 木育ひろばは1階にあり、広さは約13平方メートル。40種類のおもちゃが用意されている。花巻店では設置に合わせ、カウンタースペースも木材を使用したテーブルと椅子に一新した。

 2日に開所式が行われ、花巻おもちゃ美術館を運営する小友木材店(花巻市)の小友康広代表取締役、同館の平野裕幸館長らが出席。地元のにまいばしこども園の年長児8人が招待され、同館のスタッフに遊び方を教わりながら木製玩具に親しんでいた。

 髙橋杏莉ちゃん(6)は「アーチレインボーのおもちゃが一番楽しかった。また来て遊びたい」と笑顔を見せていた。

 高橋社長は「北上店と花巻店では常備されているおもちゃが違う。各店舗の特色を出し、地域の皆さまに木のおもちゃの良さを感じてもらいたい」と話していた。小友代表取締役は「家庭でも木のおもちゃを取り入れ、木育を知ってもらうきっかけになる場所になってほしい」と願っていた。

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