「次は日本一を」 花巻東、県に準V報告 高校女子硬式野球
第13回全国高校女子硬式野球ユース大会(全国高校女子硬式野球連盟主催)で準優勝した花巻東女子硬式野球部の武藤咲夢主将(2年)ら関係者は6日、県庁に八重樫幸治副知事を表敬訪問した。強豪相手に勝ち上がった結果を報告するとともに、悲願の日本一へさらなる飛躍を誓った。
大会は8月22~30日に名古屋市などで開かれ、44チームが出場。花巻東は準々決勝で春夏通算9度の全国優勝を誇る神村学園(鹿児島)に延長八回、4―3で競り勝つなど初戦敗退の前回から大躍進。相手チームの辞退で不戦勝となった2、3回戦を除き4試合中3試合でサヨナラ勝ちした。決勝では前回覇者の神戸弘陵(兵庫)に0―5で敗れ、初優勝を逃した。
武藤主将、齋藤照美部長、木村司教頭が大会結果を報告。八重樫副知事は「最後まで諦めない試合で素晴らしい成績を収め、県民に元気を与えてくれた」とたたえた。
花巻東は通算5度目の全国大会出場で、県勢高校女子硬式野球部初の準優勝。2023年春には全国選抜大会が控えている。武藤主将は「準優勝という悔しさをバネに、次は日本一という気持ちを全員で持ち練習していきたい」と話した。