青空の下 白い絨毯 きょう白露
8日は二十四節気の一つ「白露(はくろ)」。秋が深まるにつれて夜に大気が冷えて草花に露が付き、白く見えるようになる頃とされる。
7日の一関地方は、高気圧に緩やかに覆われ午前中秋晴れとなったものの、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨。最高気温は一関28・1度、千厩は27・8度(ともに盛岡地方気象台調べ)まで上がった中、一関市花泉町日形地内ではソバの花が咲き、圃場(ほじょう)一面を覆う白い絨毯(じゅうたん)が訪れる人を魅了している。
地域協働体「日花里の郷日形」地域振興部会が地域の活性化や特産品開発などを狙いに取り組んでいるもので、8月9日に休耕地約19アールへ種をまいた後、1カ月で約1メートルに成長。同部会では10月に収穫したソバの実を使い、11月に開く日形秋まつりで来場者に新そばを振る舞う予定。
同気象台によると、8日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りや雨となる見込み。