奥州・金ケ崎

カヌー 自在にすいすい 胆沢愛宕小児童が体験 馬留池【奥州】

馬留池で自在にカヌーを操る胆沢愛宕小5、6年生

 奥州市の胆沢愛宕小学校(五安城宏彦校長、児童33人)のカヌー教室は7、8の両日開かれ、児童たちが地域に根差したスポーツを体験した。8日は同市胆沢の馬留池で5、6年生15人がカヌーでこぎ出し、パドルを操って自在に水面を移動して楽しさを味わった。

 同校では、2013年度からカヌー教室を授業に取り入れて豊かな自然環境の中で親しんでいる。カヌー・スラロームの元23歳以下日本代表藤野浩太さんが市内で活動を始めてからは藤野さんが講師を務めている。

 同教室は1年生からの取り組みとしており、22年度は7日に1~4年生が学校プールで、8日に5、6年生が馬留池で体験。1年ぶりとなる5、6年生は準備運動をして体をほぐし、救命胴衣を着てカヌーに乗り込み、感覚を取り戻しながらパドルを操った。

 5年生にとって池は初体験だったが、すぐに慣れて思った所へすいすいと移動。6年生は最後のカヌー教室ということもあって思う存分にカヌーを満喫していた。

 5年の佐々木慶汰君は「最初はパドルのこぎ方が分からなかったけど、だんだんにできるようになった。旗門をくぐるのが楽しかった。それに池をゆったりとこげたのも良かった。機会があればまたやってみたい」と話していた。

 五安城校長は「カヌーはこの地域に根差したスポーツ。体を動かす喜びを味わい、スポーツを楽しむようになってもらうのと同時に、胆沢の自然の良さを味わってほしい」と願っていた。

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