一関・平泉
来月３年ぶり凱旋 プロレスラーＹＡＭＡＴＯ選手「地元の応援、力に」【一関】
一関市地主町出身のプロレスラー・ＹＡＭＡＴＯ選手（４１）＝本名小野寺正人＝が所属する団体「ドラゴンゲート」の一関大会（岩手日日新聞社など後援）は、１０月２日午後５時から同市東台のアイドームで開かれる。ＹＡＭＡＴＯ選手は１６日に同社を訪れ、「プロレスを初めて見る人にも楽しんでもらえる試合をする。ぜひ応援に来てほしい」と大会をＰＲした。
ＹＡＭＡＴＯ選手は県立一関農高（現一関二高）を卒業後、仙台市内の専門学校で調理師免許を取得。レスラーの夢を追って上京し、２００６年にデビューした。一関大会は１０年に初めて開催し、１４～１９年には毎年開いていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中断。今回は３年ぶり９度目となる。
コロナ禍で観客に声援を控えてもらっているといい、「応援がないと、対戦相手のチョップ一つでも痛みを２倍に感じる。お客さんに楽しんでもらえているか分かりにくいのは、凱旋（がいせん）大会でも正直怖い」と吐露。一関大会はＹＡＭＡＴＯ選手のファンが遠方からも駆け付ける人気イベントで、「皆さんに楽しんでいただきたい。拍手が聞こえると力になるので応援をお願いしたい」と呼び掛けている。
開場は午後４時。レスラー約３０人が出場し、５、６試合を予定。ＹＡＭＡＴＯ選手のレシピ本「レスラーＹＡＭＡＴＯの筋肉キッチン」も販売する。チケットは前売りが特別ＲＳ席８８００円、指定席Ａ６６００円、指定席Ｂ５５００円（税抜き、当日は１１００円増）。地元プレイガイドは若山スポーツ＝０１９１（２３）５１０７＝、アタックスポーツ＝０１９１（２３）７２８５＝。
