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遠野産ホップ 今年も 仙台工場で仕込み式 キリンビール【岩手】

 キリンビール(堀口英樹社長)は16日、遠野市で今年収穫したばかりのホップを使用する「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込み式を仙台市宮城野区の同社仙台工場で行った=写真=。11月1日から期間限定で全国販売する。

 式には遠野市の多田一彦市長、菊池一勇遠野ホップ農協組合長、同社の末武将信同工場長らが出席。多田市長らが製造開始を記念してホップを仕込み釜に投入した。

 発売19年目となる同商品は生ホップを急速凍結し、ホップのみずみずしさを生かした香りと味わいが楽しめるのが特長。累計販売数量は3億4000万本(350ミリリットル缶換算)を超える。

 同社は1963年から遠野市の生産者とホップの契約栽培を継続。多田市長は「今年も組合員の情熱が感じられるホップを生産することができた。生産者の熱い思いを皆さんに届けたい」とPR。末武工場長は「日照不足が続いた難しい気候の中でも良質なホップが仕上がった。大切に預かりおいしいビールに仕上げたい」と意気込みを語った。

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