北上・西和賀

黄金色の実り 県南地方稲刈り【北上】

コンバインで稲刈りをする生産者=北上市和賀町藤根

 収穫の秋を迎え、県南地方で2022年産米の稲刈りが始まった。圃場(ほじょう)にはコンバインが繰り出し、機械音を響かせながら黄金色に実った稲穂を刈り取っている。

 ひとめぼれ約4・3ヘクタールを作付けする北上市和賀町藤根の伊藤政吾さん(67)は18日午前から稲刈り作業を開始。「順調に行けば1週間ほどで終わる。台風が心配なので、ぬかる田だけ先に急いで刈った。収量は去年より少し落ちるかもしれない」と話していた。

 中部農業改良普及センターによると、今年産米は出穂後に雨が続いたため遅れぎみという。稲刈りのピークは10月上旬ごろになる見込みだが、「良い所からなるべく刈り取ってほしい」と呼び掛けている。

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