自然の中で動物と触れ合い むろね高原牧場まつり【一関】
「2022むろね高原牧場まつり」(一関市、実行委主催)は18日、同市大東町大原字山口の室根山中腹にある室根高原ふれあい牧場で開かれ、市内外から足を運んだ家族連れが自然の中で郷土芸能や動物たちとの触れ合いを楽しんだ。
市のいちのせき元気な地域づくり事業の一環で開催。引き馬体験やポニーとの触れ合い、乗馬ショー、牧草ラップの重量当てクイズなど牧場ならではのイベントを繰り広げたほか、むろね南流太鼓と室根創作太鼓の会「鼓」の演奏、県立大東高校鹿踊部の演舞、大東Yosakoi恋・来い連「菅原組」とげいび藤美連によるよさこいなどの出し物も会場を盛り上げた。
室根神社特別大祭のPRキャラクター「みこシスターズ」も登場し、子供たちとのじゃんけん大会や写真撮影会などが行われた。
このうち、乗馬ショーでは室根山にある「風薫る丘みちのく乗馬クラブ」のメンバーがウエスタンやブリティッシュなどさまざまなスタイルの乗馬を実演。馬に乗ってのスピンやバックのほかロープ投げや障害物の飛越などを披露した。
子供たちは難しい技に挑戦する馬に向かって「頑張れ」と声援を送ったりしてショーを楽しんでいた。
昼ごろからは雲が垂れ込め時折小雨が降ったものの来場者はのんびりと秋の高原の一日を過ごしていた。