北上・西和賀

一関ベアーズV 準優勝は和賀東 岩手日日旗スポ少野球【北上】

7年ぶり2度目の優勝を飾った一関ベアーズスポ少

 第21回岩手日日旗争奪スポーツ少年団(少年野球)交流大会は最終日の25日、北上市民藤沢広場で準決勝と決勝が行われた。決勝では一関ベアーズスポ少(一関市)が和賀東スポ少(北上市)を6―5(五回時間切れ)で破り、7年ぶり2度目の優勝を飾った。

 一関ベアーズは2点を追う一回、4番泉翔選手(一関小6年)の3点本塁打で逆転。その後は阿部幸多朗、菊池勇志両投手(ともに同5年)の継投で一度もリードを許さず、同点で迎えた五回、2死三塁から菊池瑛有選手(同5年)の左中間適時打でサヨナラ勝ちした。和賀東は1点ビハインドの五回に追い付く底力を見せたが、わずかに及ばなかった。

 一関ベアーズの田原輝人主将(同6年)は「全員でつなぎ、チーム一丸となって素晴らしい試合ができた。優勝という良い思い出ができて楽しかった。小さい頃からサポートしてくれた家族やスタッフに感謝している」と笑顔。千葉勝宏監督は「和賀東は強くて苦しい試合だったがチームワークで勝てた。大会を通じてミスを恐れず伸び伸びとプレーできた。6年生4人にとって最後の大会で花道を飾ることができてうれしい」と喜びをかみしめた。

 準決勝は、和賀東が花巻西南JBC(花巻市)との接戦を制し、一関ベアーズは衣川スポ少アンビシャス(奥州市)に競り勝った。

 大会は岩手日日新聞社、北上市スポーツ少年団軟式野球指導者協議会、市野球協会が主催し、県内16チームが出場して3年ぶりに開催された。

 ▽準決勝

西南  003 1|4
和賀東 131 0|5
(四回時間切れ)

一関  100 121|5
衣川  010 110|3

 ▽決勝

和賀東 211 01|5
一関  320 01x|6
(五回時間切れ)
(和)佐藤奏、鈴木陽真―小原颯(一)阿部、菊池勇―千葉
 ▽本塁打=泉(一)

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2024年5月9日付
北上・西和賀
2024年5月9日付
北上・西和賀
2024年5月8日付
北上・西和賀
2024年5月8日付