文化財、風景町の“宝”描く 最高賞は飯森君(常盤小2年) 水沢ユネスコ協会絵画展【奥州】
水沢ユネスコ協会(及川喜久子会長)による2022年度「絵で伝えよう! わたしの町のたからもの」絵画展は1日、奥州市水沢字横町の水沢メイプル4階で始まった。審査の結果、最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞に輝いた飯森新大君(常盤小学校2年)の作品をはじめ、全応募作を展示している。7日まで。
絵画展は岩手日日新聞社などが後援。次代を担う児童生徒が地域の文化や歴史、自然に関心を持つきっかけにしようと、「世界遺産も! 身近なものも! 未来へ引き継ぐ地球のたからもの」をキャッチフレーズに、02年度から開いている。
今年度は水沢地域の小中学生から作品を募り、小学校6校から38点が寄せられた。
展示では、各賞と学校ごとに分けて作品を紹介。地域の文化財や特徴的な物、児童の思い入れが強い各校の風景などの題材が並んだ。
このうち飯森君の作品は、同市水沢東大通りにある「アテルイ像」が画面いっぱいに描かれている。
当初8日に予定していた表彰式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった。
上位入賞作品は、23年の「わたしの町のたからもの」カレンダーに掲載する。日本ユネスコ協会連盟会長賞を除く入賞は次の通り。(敬称略)
▽水沢ユネスコ協会長賞=家子宗介(姉体5年)▽金賞=館洋玖(真城6年)▽銀賞=名生ひなた(水沢南6年)山本彩葉(姉体5年)▽銅賞=千田杏(姉体5年)千葉心陽(同)▽佳作=浅利桜真(姉体5年)佐々木惺輝(同)佐々木心優(同)千葉楓(黒石2年)▽学校奨励賞=姉体小