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【速報】北朝鮮がミサイル、日本通過 被害なし、１７年以来－中距離弾道弾
【ソウル時事】韓国軍によると、北朝鮮は４日午前７時２３分ごろ、内陸部慈江道舞坪里一帯から弾道ミサイル１発を発射し、日本上空を通過した。韓国軍は中距離弾道ミサイルと推定されると発表した。日本政府は、全国瞬時警報システム（Ｊアラート）を通じて、北海道と青森県に避難を呼び掛けた。防衛省によれば、発射されたのは、弾道ミサイルの可能性があり、すでに落下したもよう。
岸田文雄首相は記者団に、「暴挙であり、強く非難する」と述べ、国家安全保障会議（ＮＳＣ）を開催し、情報収集・分析に努める考えを示した。また、米韓両国などと連携して必要な対応を行うことを指示した。
松野博一官房長官は記者会見で、北朝鮮が午前７時２２分ごろ弾道ミサイル１発を発射し、日本の東北地方上空を通過し、同４４分ごろ太平洋上の日本のＥＥＺ外に落下したと推定されると発表した。現時点で被害の報告はないと説明した。
Ｊアラートによると、ミサイルは午前７時２９分ごろ、太平洋に通過したと推定される。日本上空を通過するミサイルは２０１７年９月に北海道上空を越えた「火星１２」以来。北朝鮮は今年に入りミサイル発射を繰り返し、巡航ミサイルを含めて今年２３回目。
