花巻
年賀はがき到着 花巻郵便局
２０２３年用の年賀はがきが５日、県内の郵便局に到着した。このうち花巻市上町の花巻郵便局（一井政利局長）には同日早朝、４７万２０００枚の年賀はがきが運び込まれ、市内各局に配送するための仕分け作業が行われた。
同郵便局には数回に分けて搬入される見通しで、初回の同日は１１９箱が到着した。局内各部から集まった職員が荷降ろしや仕分けに汗を流し、同日中に市内１７局に配送された。
来年の年賀はがきは、来年の干支（えと）・卯（う）年にちなみ、正月らしく餅をついているウサギと南天や縁起の良い植物が並んだデザインなど６種類。東北版には山肌の残雪がウサギの形に見える福島市の「吾妻の雪うさぎ」などが描かれている。
日本郵便によると、全国の年賀はがきの発行枚数は、ネットやインターネット交流サイト（ＳＮＳ）の普及で０３年の４４億６０００万枚をピークに年々減少し、今年は前年に比べ１１％少ない約１６億４０００万枚となっている。
同郵便局総務部の阿部英昭課長は「年賀はがきは日本の良い文化。新年のあいさつに年賀はがきを利用してほしい」と話している。
水沢、北上の両郵便局には７日に到着の予定。年賀はがきの販売は１１月１日に始まる。
