エンゼルスの大谷、投打で規定クリア 5年目は15勝、34本塁打―米大リーグ
【オークランド時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷は5日、敵地オークランドで行われたアスレチックスとのレギュラーシーズン最終戦に先発投手兼3番指名打者で出場し、5回1安打1失点で9敗目(15勝)を喫した。打者としては一回に右前打を放って4打数1安打。今季34本塁打、95打点で終了した。
大谷は一回を投げ終えた時点で、メジャー5年目で初めてシーズンの規定投球回(162)に到達した。同一年に規定の投球回数と打席数をクリアするのは、ワールドシリーズが始まった1903年以降で大リーグ初の快挙。
今季の開幕投手を務めた大谷は、シーズンを通して投打で躍動。8月には初めて10勝に到達し、1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、104年ぶりに同一シーズンの2桁勝利、2桁本塁打を達成した。