一関・平泉

小学生大会全国初優勝 6人で楽しく演技 「クラスS」部門・チーム「マーガレット」 一関一輪車クラブ

チーム「マーガレット」のメンバー。(右から)小野寺さん、阿部さん、上木さん、山口さん、武田さん、菅原さん
チーム「アイリス」のメンバー。(右から)千葉さん、小舘さん、小野寺さん、佐々木亜さん、佐々木星さん、阿部さん

 9月18日に福島県須賀川市で開かれた第8回全国小学生一輪車大会(公益社団法人日本一輪車協会主催)で、一関市の一関一輪車クラブから「クラスS」(小学生以上、人数5~9人)の部門に出場したチーム「マーガレット」が同クラブとして初めて全国大会で1位に輝いた。また、別の全国大会の中学生以上のグループ部門でも所属選手が6位入賞を果たした。選手は結果を喜びながらも、今後のさらなる躍進に向けて演技に磨きを掛けている。

 同小学生一輪車大会のクラスSの部門に出場したのは、山口凜花さん(一関小6年)、小野寺陽奈さん(中里小6年)、上木由衣花さん(山目小6年)、阿部瑠華さん(同5年)、武田夏藍さん(一関小5年)、菅原一華さん(滝沢小4年)の6人で、3月ごろから大会に向けた練習を重ね、7月のビデオ審査を突破して全国大会出場を果たした。

 クラスSには全国から16組が出場。選手は初めての全国に緊張もあったというが、周囲からの励ましもあって楽しんで演技ができたといい、チームリーダーの山口さんは「しっかりやる時はやるチーム。1人じゃなく6人だったので安心して演技ができた。優勝できて良かった」と喜ぶ。

 コーチの千葉悠里加さんは「本番に強い子供たちで、練習時にはミスが続いたが、本番はノーミスで演じてくれた」と選手の成長をたたえる。

 また、同クラブでは8月下旬に群馬県で開かれた全日本一輪車競技大会において、「クラスS」(中学生以上、人数5~9人)の部門に出場したチーム「アイリス」が同クラブとして同部門で過去最高となる6位入賞に輝いた。

 メンバーは阿部淑子さん(24)、佐々木星乃花さん(21)、佐々木亜花莉さん(19)、小舘彩さん(19)、小野寺可菜さん(19)、千葉叶愛さん(14)の6人。リーダーの阿部さんは「全体で集まれるのは週1、2回程度だったがその分、各自で練習して技術を磨いてきた。入賞が目的だったので達成できてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 同クラブによると、現在は11月に開かれる県大会に向けてそれぞれ練習に励んでおり、鈴木夏子代表は「全国大会でそれぞれ結果を残せたことをうれしく思う。今後も成長を見守りながら指導したい」と話している。

 同クラブでは現在メンバーも募集している。問い合わせはメールアドレス=ichinoseki.uc.2017@gmail.com=へ。

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