一関・平泉

餅食普及へ店舗巡り 14日からスタンプラリー 全国フェス実行委【一関】

14日から開催される一関おもちスタンプラリーのPRポスター

 全国もちフェスティバル実行委員会は、14日から「全国もちフェスティバル2022in一関・一関おもちスタンプラリー」を一関、平泉両市町内で開催する。以前のもちサミットのような集客型の飲食イベントは見送り、餅料理や餅菓子を提供する店舗を周遊してもらう企画とした。25店舗が参加し、一関地方に古くから伝わる餅食文化について普及を図りながら活性化を目指していく。

 同フェスは、一関地方の餅食文化の情報発信と餅による地域おこしを目指して毎年秋に開催されていた「全国ご当地もちサミット」をリニューアルする形で企画。当初は2020年4月に第1回開催を計画したが、新型コロナウイルスの影響で中止し、21年も感染拡大が続いていたことから、断念した経緯がある。今年のフェスについて実行委では委員から意見聴取した結果、集客イベントは見送ることとした。

 スタンプラリーは一関市21店舗、平泉町4店舗が参加し、14日から11月30日まで開催。参加店で餅料理や餅菓子を注文、購入すれば、1店舗につき1個のスタンプが押され、スタンプの数に応じて抽選で景品が当たる。景品はスタンプ10個のAコース(10人)1万円相当、7個のBコース(20人)5000円相当、5個のCコース(30人)2000円相当、3個のDコース(50人)1000円相当の市内特産品セット。

 応募用紙(スタンプカード)は参加店や市役所、市観光協会などで配布する。応募締め切りは12月15日(消印有効)。問い合わせは事務局の市観光物産課=0191(21)8415=へ。

 参加店は次の通り。

 ▽一関市=大福屋、街なか産直新鮮館おおまち、三彩館ふじせい、蔵元レストラン世嬉の一、松栄堂総本店、道の駅厳美渓レストランペッタンくん、栗駒茶屋本店、骨寺村荘園交流館「若神子亭」、TeaRoom「風」(以上一関)レストランはずみ、もち処さのや、古代米おりざ、農家レストラン「夢見る老止の館」(以上花泉)農事組合法人京津畑やまあい工房(大東)まちの駅新町JAJA馬プラザ、熊谷屋菓子店(以上千厩)産直センターひがしやま、げいび観光センター・CaféShip(以上東山)道の駅かわさき、道の駅かわさき食の匠レストランぬくもり(以上川崎)道の駅むろね(室根)▽平泉町=夢乃風、衣関屋、菓子工房吉野屋、平泉レストハウス内・フードコート門

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