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伊藤選手(TEAM au)ら79人 W杯盛岡大会出場者 スポーツクライミング

 盛岡市で20日に開幕するスポーツクライミングのワールドカップ(W杯)今季最終戦「B(ボルダリング)&L(リード)コンバインドいわて盛岡2022」に、同市出身の伊藤ふたば選手(TEAM au)ら24カ国、男女79人の出場が決まった。

 本県初開催となるスポーツクライミングW杯盛岡大会は県営運動公園を会場に22日まで3日間の日程で実施。ボルダリングとリードの複合「コンバインド」が初めて導入され、20日は男女予選、21日は男女準決勝と男子決勝、22日は女子決勝が行われる。

 女子では地元出身の伊藤選手をはじめ、東京五輪銀メダルの野中生萌選手、今年のW杯ランキング(ボルダリング)1位のナタリア・グロスマン選手(米国)ら33人がエントリー。男子では東京五輪金メダルのアルベルト・ヒネス・ロペス選手(スペイン)をはじめ、W杯ランキング(リード)1位のルカ・ポトカ選手(スロベニア)ら46人が出場する。

 伊藤選手は大会出場に当たり「W杯が盛岡市で開催されることをとてもうれしく、誇りに思う。2024年パリ五輪に向けた新しいフォーマットで行われる初開催の大会であり、世界トップレベルのクライミングを地元の人に見てもらいたい。いつも応援してくれる人にクライミングの魅力が伝わる、いい登りができるように頑張りたい」とコメント。

 県スポーツ振興課の松崎雄一冬季国体・マスターズ推進課長は「安全で確実な大会運営に努める。県民の皆さんにクライミングの魅力をぜひ体感してもらいたい」と話している。

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