注目品種 入賞決まる 純情りんごコン第1部 JA全農いわて【北上】
JA全農いわて主催の2022いわて純情りんごコンテスト(第1部)は13日、北上市成田の県農業研究センターで開かれ、注目品種の部の入賞が決まった。出品物の展示・販売は、15日に盛岡市前潟のイオンモール盛岡「ふるさと百貨もりおかん」で行われる。
県内リンゴ生産者の良品生産技術の研鑚(けんさん)を促し、消費者に「いわて純情りんご」を広く紹介することを目的としており、総合の部にジョナゴールド13点、生産量の増加などが期待される新設の注目品種の部にシナノスイート3点、恋ふじ6点が出品された。
研究機関や全農いわての職員らが糖度や硬さ、着色、均一性などを審査。総合の部は、ジョナゴールドと、11月16日に審査が行われる第2部のふじ、シナノゴールドの3品種の総合評価で順位を決める。
コンテストを担当する全農いわて園芸部園芸特産課の菅原大展さん(28)は「今年は曇天や長雨の影響で着色が遅れているものの品質は良く、自信を持って消費者にお届けできる。コンテストを通じて岩手のリンゴの魅力、注目してほしい品種などをPRし、生産の励みにしてもらいたい」と話していた。
注目品種の部の入賞は次の通り。(敬称略、かっこ内は該当JA)
▽優秀賞=菅原隆治・恋ふじ(いわて平泉)▽1等賞=小山建悦B・恋ふじ(同)▽2等賞=JAいわて平泉東部園芸センター・恋ふじ▽3等賞=JAいわて中央りんご部会紫波支部A・シナノスイート