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鉄道開業150年イベント 日ごろの利用感謝込め JR盛岡駅

鉄道開業150年に合わせてJR社員が利用客をもてなした「鉄道の日」イベント=14日、JR盛岡駅

 鉄道開業から150年を迎えた「鉄道の日」の14日、JR盛岡駅では横断幕を掲げて歓迎したり、記念グッズを配布したりして利用客に日ごろの感謝を伝えた。

 鉄道の日は1872(明治5)年10月14日、新橋―横浜間で日本初の鉄道が開業したのを記念し制定。JR盛岡支社ではこの日を中心に、県内主要駅で多彩なイベントを企画した。

 盛岡駅の新幹線ホームや改札口付近では同日、社員6人が付箋などの記念グッズ500人分を利用客に配布したほか、「ありがとう! 祝 鉄道開業150年」の横断幕を持って出迎えた。

 東京から家族4人で旅行に訪れた会社員木村景行さん(48)は「(もてなしは)とても驚いたがうれしい。鉄道は生活になくてはならないもの。子供も鉄道好きで、一緒に楽しく利用している」と話した。

 祖父、父と親子3代にわたり鉄道業に関わっている同支社盛岡営業統括センターの佐藤圭副長(38)は「鉄道は町と町、人と人との思いをつなぐ。その役割を再確認し、愛され続けるよう努力していく」と語った。

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