5111人がエントリー 23日、盛岡シティマラソン
いわて盛岡シティマラソン実行委は、23日に盛岡市で開催する「いわて盛岡シティマラソン2022」の概要を発表した。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止となったため、3年ぶりの通常開催。フルマラソン(42・195キロ)とファンラン(8・8キロ)には合わせて5111人がエントリーし、盛岡城跡公園をスタート地点、盛岡市中央公園をゴール地点に市内コースを巡る。
公道でのレースは初開催した19年以来。今大会は参加人数を縮小し、高校生を除く18歳以上が対象のフルマラソンには4206人、小学生を除く12歳以上が対象のファンランには905人がエントリーした。当日は女優やモデルとして活躍する一関市出身の小松彩夏さんらゲストランナー3人がファンランやフルマラソンに出場し、大会を盛り上げる。
新型コロナ対策として、参加者には検温記録の提示を求めるほか、混雑するスタート地点でランナー以外の立ち入りを制限し、給水所でのボランティアと選手の接触を減らすなどの感染対策を徹底する。
このほか、関連イベントとして、22、23の両日は盛岡タカヤアリーナを会場に「マラソンフェスティバル」を開催。ゲストランナーらが両日トークショーを行うほか、22日は小学生が対象のジュニアチャレンジラン(1、2年生1キロ、3~6年生2キロ)や県内沿岸市町村の伝統芸能の披露、23日は音楽ユニット「アンダーパス!」のミニライブなどが行われる。
実行委事務局次長を務める盛岡市の白石雄太スポーツ推進課長は「規模を縮小しての開催になるが、盛岡に元気を取り戻す大会にしたい。成功裏に終わらせ、次回のイベント開催につなげたい」と話している。