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「きたぎんボールパーク」 新野球場愛称決まる 来春オープンへ 盛岡

新野球場の愛称を発表する谷藤市長(左)と石塚頭取

 盛岡市永井に整備が進む新野球場「いわて盛岡ボールパーク」のネーミングライツ(命名権)事業で、市は18日、愛称が「きたぎんボールパーク」に決定したと発表した。スポンサー企業は、同市に本店を置く北日本銀行(石塚恭路頭取)。愛称の使用期間は2023年4月1日から28年3月31日まで。

 命名権には県内4団体から応募があり、県、市合同の選考委員会で決まった。提案金額のほか、愛称の親しみやすさや分かりやすさ、新野球場への思いなどが評価された。愛称は正面入り口付近など球場内6カ所に掲げられる。命名権料は年額1389万円(税抜き)で、将来的な大規模修繕に備えて積み立てられる予定という。

 市役所で18日行われた契約締結式には、石塚頭取、谷藤裕明市長らが出席。愛称について石塚頭取は「真ん中にある当行のロゴには、スポーツマンシップに共通する考えがある。コンセプトは笑顔が集う球場なので、夢があふれていろいろなドラマが生まれる球場になればいい」と語り、谷藤市長は「盛岡の新たな野球の聖地として多くの県民、市民に親しまれ、末永く愛される施設になってほしい」と願いを込めた。

 来春開場する新野球場は県と市が共同で整備を進め、9月末現在の工事進捗(しんちょく)率は77%。球場周辺には屋内練習場や大型遊具のキッズスタジアムなどを設け、幅広い利用が期待されている。

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