一関・平泉

22日から商工祭 48業者・団体出店 地場産品を展示即売 いちのせき産業まつり

 第72回いちのせき産業まつり商工祭(実行委主催)は、22、23の両日に一関市大手町の一関文化センターと同市大町のなのはなプラザ2階、大町通りを会場に開かれる。新型コロナウイルスの影響で、産業まつりとしては3年ぶりの開催となり、県内外から48の業者・団体が出店し、自慢の地場産品や工業製品などを展示・販売。ステージイベントやお楽しみ抽選会も多彩に繰り広げられ、一関を広くアピールする。

 産業まつりは、市内や周辺地域で生産される優れた物産品などを展示即売することで、生産者の意識高揚を図り、生産者と消費者の交流を深めることを狙いに開催される。2020年度は新型コロナの影響で春から集客イベントの中止が相次いだ中、産業まつりに中止された市内各地域のイベントの要素を取り入れて秋まつりとして商工、農業各フェスタを開催。21年度は感染拡大が続いてきたことで中止となった経緯がある。22年度の産業まつりは商工祭と農業祭が催され、農業祭は29、30の両日に一関市総合体育館で開催予定。

 商工祭では市内を中心とした業者・企業の生産、加工、製造された商品を紹介する「地場産品バザール」と「ものづくり・企業エキスポコーナー」、手作りの作品を展示する「なのはなマルシェ」、郷土料理などを提供する「ふるさと味自慢コーナー」が開設される。

 このほか、姉妹都市の福島県三春町、和歌山県田辺市や友好都市の宮城県気仙沼市、和歌山県新宮市の業者・団体がブースを設けて特産品を販売。一関一、一関二、大東各高校の生徒によるチャレンジショップも出店する。

 ステージイベントには、初日は一関二高太鼓道場部と富沢神楽、一関修紅高音楽部、2日目は一関すずめ踊り「祭連」と新町自治会、達古袋神楽、大東Yosakoi恋・来い・連「菅原組」、一関二高音楽部が出演する。

 会場4カ所を巡ってスタンプを押すと抽選でプレゼントが当たるスタンプラリーも実施。恒例のお楽しみ抽選会は、500円分の買い物をすると1枚配られる補助券5枚で1回抽選でき、特賞は一関温泉郷の宿泊券が用意された。

 商工祭の開催時間は22日が午前9時30分~午後4時、23日は3時まで。実行委は一関市役所と市街地を結ぶシャトルバスを2日間運行する。

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