北上・西和賀

認知症予防ポイントは 乗務員対象に講座 県ハイ・タク交通共済支部【北上】

講師(右)から認知症見守りのポイントなどを学ぶ受講者

 県ハイ・タク交通共済北上支部(八重樫守民支部長)は、同支部の全乗務員らを対象に北上市内で認知症サポーター養成講座を開き、参加した乗務員は認知症予防のポイントや接し方について学んでいる。

 同支部を挙げて認知症の高齢者らを支えようと、市に講師派遣を依頼し初めて開講。14~24日の3日間午前、午後に分け同市青柳町の北上地区タクシー業協同組合事務所で、同支部、同組合に加盟する市内11社の乗務員、役員ら合わせて約150人が参加する。

 17日午前の講習では、地域包括支援センターいいとよの北條雅弥管理者、地域包括支援センターわっこのわの竹花由香認定社会福祉士が講師を務め「刺激のある日常を送るかが重要。積極的に体を動かし、バランスのとれた食事を心掛けて。他人との交流が予防薬になる」と認知症予防の留意点を説明。見守りのポイントに▽会話のつじつまが合わない▽季節に合わない服を着ていたり、服が汚れている▽最近見掛けない―などを挙げた。

 都タクシーの菅原詔明さん(75)は「住所が分からず自宅まで道案内できないお客さんに保険証を見せてもらい、住所を確認して送ったこともある。気を付けるポイントが分かり参考になったので、今後の業務に生かしたい」と熱心に受講。同組合の小松秀安専務理事は「タクシーには体の不自由な方や高齢者が乗ることが多く、乗務員に認識を深めてもらおうと受講を必須とした。お客さんに安心して乗ってもらえれば」と話していた。

 市長寿介護課によると最近は民間事業者の受講が増えており、同課職員や地域包括支援センター職員が講師として出向いている。

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