黒沢尻北連覇 花園へ 黒沢尻工に26―7 高校ラグビー県大会
第102回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(全国高校体育連盟など主催)は22日、盛岡市のいわぎんスタジアムで決勝戦が行われた。黒沢尻北が26―7で黒沢尻工を下し、2年連続7度目の優勝。2年連続の「北上勢対決」を制し、参加12チームの頂点に立った。黒沢尻北は12月27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【13面に関連】
序盤は一進一退の攻防が続いたが黒沢尻北は前半18分、密集から先制トライを奪い5―0で折り返した。後半に入ると強力FW陣が密集から押し込み、バックス陣も伝統の展開力を発揮。12分までに立て続けに3トライを挙げ、突き放した。黒沢尻工も14分に1トライを返したが、黒沢尻北の厚い壁に阻まれ3年ぶりの優勝はならなかった。
黒沢尻北は第100回記念大会として全国大会の出場枠が拡大された2020年にも東北ブロック代表となっており、これで3年連続の花園出場。09年以降、黒沢尻工、黒沢尻北のいずれかが全国大会に出ており、北上勢としては14年連続の花園となる。