アルミ缶回収を長年継続 リサイクル協が感謝状 星が丘一丁目自治会【花巻】
花巻市の星が丘一丁目自治会(髙橋信代表)は、アルミ缶リサイクル協会の2022年度アルミ缶一般回収協力者表彰優秀賞を受けた。10月29日に同市鍛治町の今弘商店(高橋文一代表取締役社長)で感謝状伝達式が行われ、20年以上にわたってアルミ缶回収事業に取り組んできた功績をたたえた。
同会では保健衛生部が主体となって1998年から集団資源回収を継続している。地区内の東西にストックヤードを設置し、空き缶や空き瓶を年4回のペースで回収している。6月には同地区の子供会、9月は花巻北中学校PTAの協力を得て行われ、収益は両団体に還元している。21年は1116キロのアルミ缶を回収した。
髙橋代表(77)は「始めた時よりも世帯数が増え、汚れたままの缶や瓶を捨てる人が多くなってきている。それでも誰かが続けていかなければいけないこと。これからも頑張っていきたい」と気持ちを新たにする。
高橋社長(66)は「星が丘は世帯数が多く、缶の量は集まるが苦労も多いと思う。これからも継続してほしい」と期待していた。
同協会はアルミ缶のリサイクルを普及・促進するため、回収業者の推薦で、優秀な実績の団体を1976年度から毎年表彰している。同商店が同協会に同自治会を推薦し、今年度表彰を受けたのは県内で唯一。