夜空彩る9000発 奥州の花火大会
これまでの奥州水沢の花火大会を再編した「奥州の花火大会」は5日、奥州市江刺地内で行われた。9部構成で9000発の花火が華やかに晩秋の夜空を焦がし、大勢の市民らが観覧会場の市立岩谷堂小学校をはじめとする各所で楽しんだ。
午後7時に観覧会場で開会セレモニーが行われ、主催者を代表して奥州商工会議所の鎌田卓也会頭が「県内最大級の趣向を凝らした花火を堪能してもらいたい」とあいさつし、打ち上げ開始。
各部には「天空にきらめくクリスタル」「深まりゆく秋のロマンス」などのタイトルが付けられ、創造花火やスターマイン2台同時、対打ち連発などを組み合わせて打ち上げ。観客は歓声を上げて夜空を彩る鮮やかな光と音のショーを満喫した。
花火大会は、同商議所管内の4地域持ち回りとし、2023年は胆沢地域が会場となる。