花巻

「1つ星」5年連続獲得 国際コン受賞、市に報告 エーデルワイン【花巻】

上田市長(左)に国際ワインコンクールの受賞結果を報告したエーデルワインの小田嶋社長(左から2人目)ら

 今年で創業60周年を迎えた花巻市大迫町大迫のエーデルワイン(小田嶋善明代表取締役社長)の2022年ワインコンクール受賞報告会は7日、市大迫総合支所で開かれた。小田嶋社長らが上田東一市長に対してコンクールの受賞結果を伝え、さらに質の高いワインを醸造していく決意を新たにした。

 同社は今年、世界最大級のワインコンテスト「AWC VIENNA 2022 International Wine Challenge」において、出品した全12アイテムが入賞。「シルバーロースラー 2019赤」など7アイテムが銀賞に輝き、総合的な評価が高いワイナリーに贈られる「1つ星」を5年連続で獲得した。

 「ゼーレオオハサマ」の赤ワインが、女性審査員による「フェミナリーズ世界ワインコンクール」と「サクラアワード」で、「ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2019」「メルロー樽熟成2019」「ラタイ樽熟成2019」が金賞に選ばれた。

 同日は小田嶋社長、藤原欣也取締役工場長、佐藤文明醸造部長らが同支所を訪問。小田嶋社長は「5年連続で1つ星を獲得できた。これはエーデルワインの名誉であり、誇りであり、財産である。受賞できたのは協力してくれた関係者の方々のおかげ」と謝辞を述べた。

 上田市長は「うれしいニュース。岩手のワイン生産の先頭に立って、大迫の活性化につなげてほしい」と期待を寄せた。

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