プログラミング面白いな 大迫小児童体験 高校生が指導【花巻】
プログラミングの基礎を伝える県立大迫高校による「大迫deプロ・ゼミ」は8日、花巻市の大迫小学校(宮川琢夫校長、児童114人)で開かれた。児童たちがコードを組んでセンサーライトを自由に点灯させ、プログラミングの魅力を体感した。
大迫中、大迫小を対象に実施している教室。同日は同高の豊澤和希さん(3年)、追木優輝さん(2年)、菊池昊介さん(1年)が講師となり、5年生17人に指導した。
児童たちは学習用の発光ダイオード(LED)センサーライトをパソコンにつなぎ、グループに分かれてコードを書いてライトの点滅などの指示を出した。プログラミングが成功すると、センサーライトが点滅。さらに教室内の明るさを調べたり、音を鳴らしたりすると、児童たちは「すごい」「こんなこともできるんだ」と歓声を上げていた。
佐藤妃夏さんは「コードを組むのが難しかったが、友達と協力して成功することができた。最初はよく分からなかったけれど、プログラミングに興味を持った」と学びを深めた様子。
指導した菊池さんは「今回は口頭で説明したが、次は動画を活用して、プログラミングに関心を持ってもらえるように工夫したい」と話していた。