一関・平泉

浄土庭園 青く照らし 糖尿病予防啓発・観自在王院跡【平泉】

糖尿病予防啓発のため青い光を受けて浮かび上がった観自在王院跡の浄土庭園

 国連が定める世界糖尿病デー(14日)を前に夜の浄土庭園を青い照明で照らす「平泉ブルーライトアップ2022」は11日、平泉町の観自在王院跡で始まり、青く浮かび上がった幻想的な光景を通して糖尿病予防を啓発している。12日も午後5~8時に行われる。

 世界各国の主要な建物などを世界糖尿病デーシンボルマークのブルーサークルにちなむ青い光で照らす啓発活動で、同町では平泉ブルーライトアップ実行委員会(引地勲委員長)が主催し2013年から実施。夕暮れの中、庭園中央にある舞鶴が池の中島に設けたLED(発光ダイオード)照明に照らされた樹木が青く浮かび上がると、道行く人も足を止めて見入っていた。

 引地委員長は「今年は開催10周年の節目となるが、今年はコロナ禍で日夜奮闘を続ける医師や看護師をはじめとする医療関係者への感謝の意味も込めて行っている」としている。

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