地元馬フジラプンツェルV 岩手日日杯 盛岡競馬場
JRA認定重賞の岩手日日新聞社杯第38回プリンセスカップ(サラ2歳牝馬・ダート1400メートル)は13日、盛岡市の盛岡競馬場で行われた。12頭が出走し、山本政聡騎手騎乗の1番人気フジラプンツェルが2020年のゴールデンヒーラー以来の地元馬優勝を飾った。
フジラプンツェルは、デビューから無敗5連勝だったが、地方競馬交流・南部駒賞で4着となった。交流戦2度目となるプリンセスカップでは、後方からスタートして3コーナー付近から鋭く反応。力強い末脚を発揮し、リベンジを果たした。2着はエイシンエイト(北海道)、3着はキューティロメラ(同)。
山本騎手は「相手はどの馬かを考え、早めに並ばせたら最後までしぶとく伸びてくれた。南部駒賞は少頭数でペースも遅く、自分が構えて乗ったのも敗因だった。雪辱を果たせてうれしい」とコメントした。