園児たち赤いリンゴ手に笑顔 花泉【一関】
15日の一関地方は、高気圧に覆われて晴れの1日となり、朝方の最低気温は地表の熱が奪われる放射冷却の影響で一関0・7度、千厩は氷点下1・5度と今季一番の冷え込みとなった。日中の最高気温は一関14・7度、千厩14・4度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と11月上旬並みだった。
青空の下、一関市花泉町金沢にある菅原園(菅原隆男園主)には同町花泉の認定こども園花泉保育園(宇津野弘人園長、園児100人)から3~5歳児62人が訪れ、広い園内の散策やリンゴ刈りを楽しんだ。
園内では「ふじ」が収穫期を迎えており、園児たちは大きく実ったリンゴを選び1人1個ずつ収穫。熊谷音弥ちゃん(4)は「リンゴはおいしくて大好き。大きいのを取った」と赤いリンゴを手に笑顔を見せた。
同気象台によると、16日の県内は西高東低の冬型の気圧配置となるため曇りや晴れで、初めのうち雨や雪の降る所がある見込み。