北上・西和賀

合同演奏 盛大に 11校ステージ発表 和賀地区中学校総文祭【北上】

各中学校の3年生が出演し、フィナーレを飾った合同演奏

 和賀地区中学校総合文化祭ステージ発表会は17日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。生徒たちは弁論や合唱の発表、合同吹奏楽演奏を繰り広げ、掛け替えのない青春の思い出を刻んだ。

 新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止となり3年ぶり。同市と西和賀町の11校から、3年生を中心に約950人が出演した。

 第1部では、わたしの主張北上地区大会最優秀賞の薮崎千奈さん(上野3年)、北上地区中学校英語弁論大会自作の部で優勝した千田萌日香さん(南3年)が発表。第2部では各校の3年生、または全校生徒が登壇し、おおむね2曲ずつ合唱を披露した。

 第3部は各校の吹奏楽部員70人余りが展勝地開園100周年記念曲「ゆめみぐさ、まもりて」と「宝島」を合同で演奏。コロナ感染防止の観点で父母らの来場はなかったが、会場全体で盛り上がった。

 髙橋羽愛さん(南3年)は「他の学校の合唱はとても声量があり、それぞれのパートが最後まで響き、とても刺激になった」、佐藤巧さん(北上北3年)も「吹奏楽は盛り上がる曲、未来へ伝承される曲でとても素晴らしかった。得た経験を残りの中学生活、今後の高校生活に生かしたい」と感想を発表。合同演奏した吉田光優さんと坂本陽菜さん(ともに北上3年)は「上手な人たちがいて、すごく刺激になり楽しかった。最後に盛り上がることができて良かった」と笑顔で語った。

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