ウサギの姿かわいらしく 干支細工作り最盛期 サハラガラスパーク・一関
2022年もあと1カ月余りとなった中、一関市厳美町字滝ノ上のガラスアートショップ「サハラガラスパーク」(野村実取締役支配人)では、来年の干支(えと)「卯(う)」をかたどったウサギのガラス細工作りが最盛期を迎え、店内に並ぶかわいらしい様子が訪れる観光客らの注目を集めている。
敷地内にある工房でガラス職人が1個1個手作りしており、金箔(きんぱく)をあしらった赤い小づちに前足を置いて立ち上がるものや、寄り添いながら黄色い満月を見上げる2匹をかたどった高さ20センチ前後の大きな置物から、赤いニンジンを抱えて座り込むかわいらしい小物まで大小合わせて約30種類を11月から店内の特設コーナーで展示・販売している。
価格は2000円台から2万円台まであり、ウサギは跳びはねる様子が十二支の中でも「飛躍」「向上」を意味する縁起物とされることから人気は上々。中でも売れ筋は、風水の五行にちなむ5色の玉とウサギの置物を中心に、かわいらしいデザインという。
営業時間は午前9時~午後5時30分(12~3月は5時)。工房では「宙吹きガラス」などのガラス制作体験も受け付けている。