全国2大会躍動誓う 市長を表敬訪問 北上翔南高鬼剣舞部
北上市の県立北上翔南高校鬼剣舞部は、全国高校生伝統文化フェスティバル(12月18日、京都市)と来夏の全国高校総合文化祭(2023年7月30日~8月1日、鹿児島県奄美市)に出場する。部員らは今月25日、髙橋敏彦市長を表敬訪問し、全国の大舞台での躍動を誓った。
同部は、これまでの全国大会での数々の実績などが評価され、全国高校生伝統文化フェスの郷土芸能部門に全国4団体の一つ(和太鼓含む)に推薦された。3年生15人、2年生10人の計25人で出演する。
10月に北上市で開かれた県高総文祭郷土芸能発表会で5年連続最優秀賞を受賞。現1、2年生を中心に、来年の全国高総文祭へ5年連続で出場する。
寒河江和広校長と顧問の高橋樹久部活動指導員、夏堀緋奈乃部長、佐藤龍平副部長(ともに3年)、新チームの髙橋姫織主将(2年)が訪問。
全国高校生伝統文化フェスに向け、夏堀部長は「全国の皆さんに北上市が誇る郷土芸能の素晴らしさと岩手の元気を伝えてくる」と抱負を語り、佐藤副部長は「全国規模の公演は高校生活最後になるので、精いっぱいの踊りをしたい」と力を込めた。
新チームを率いる髙橋主将は「先輩たちの全国最後の姿を見て伝統を引き継ぎ、絶やさぬよう新チームも頑張っていきたい」と意気込んだ。
髙橋市長は「(全国高総文祭出場)5年連続は快挙だ。皆さま方は伝統があり、全国でいい演舞を見せ日本一になってほしい」と期待した。