奥州・金ケ崎

練習の成果披露 ジュニアオケ 弦楽演奏【奥州】

ミニコンサートでアンサンブルを披露する奥州ジュニアオーケストラスクールの子供たち

 奥州市のNPO法人胆沢文化会館自主事業協会が主催する奥州ジュニアオーケストラスクールのミニコンサートは23日、同市の胆沢文化創造センターで開かれた。同スクールで弦楽演奏を学んでいる子供たちが練習成果を披露した。

 同スクールは通年の事業で2011年から開かれている。今年度は小学生から高校生までの25人が受講。寺崎巖さんがバイオリン、三浦祥子さんがチェロの講師を務めている。ミニコンサートは個人発表の場として秋口に開催。昨年度はこの時期に日本フィルハーモニー交響楽団との共演ステージがあったため開催されず、2年ぶりとなった。

 同日は受講生のうち16人が出演。楽器別に構成されたステージで1人1曲ずつを奏で、集まった保護者から温かい拍手を受けていた。

 個人演奏の終了後は、「ミッキーマウスマーチ」や「となりのトトロ」などチェロのアンサンブルでコンサートを締めくくった。

 同スクールは恒例の演奏発表会を23年3月に予定している。バイオリンで「アンダンテ」を披露した熊本真央君(衣川小学校5年)は「重音がうまく弾けた。演奏発表会では引き間違いをしないように頑張りたい」と話していた。

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