奥州・金ケ崎

歳末たすけあい リサイクル活動益金を寄付―金ケ崎中

リサイクル活動の収益金を髙橋会長(右)に手渡す川崎さん

 金ケ崎町立金ケ崎中学校(高橋広明校長、生徒400人)は30日、町社会福祉協議会にリサイクル活動による益金3万6000円を寄付した。寄付は歳末たすけあい募金に充当される。

 同校は、各生徒の家庭からアルミ缶を回収してリサイクル業者へ引き渡し、益金を町社協に寄付する活動に長年取り組んでいる。2022年度は21年度分の益金と合わせての寄付となった。

 贈呈は同町西根菖蒲沢の同校で行われた。生徒を代表し、回収を担当している校外委員長の川崎朋貴さん(3年)が「町内で困っている人のため募金を役立ててほしい」と述べ、町社協の髙橋範夫会長に寄付金を手渡した。

 髙橋会長は「貧困対策をはじめSDGs(持続可能な開発目標)にもつながる活動で、高く評価したい。町内にも1人暮らしの高齢者や介護が必要な人など困っている人は多いので、その役に立てるように使用する」と感謝していた。

 同校では寄付後も今年度のアルミ缶回収を継続するという。

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