日本2大会連続決勝T スペイン破り首位突破 サッカーW杯
【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は1日、ドーハのハリファ国際競技場で行われた1次リーグE組の最終戦で過去優勝1度のスペインに2―1で逆転勝ちした。2勝1敗の勝ち点6で同組首位を決め、2大会連続、4度目となる決勝トーナメント進出を果たした。【8面に関連】
勝てば無条件で1次リーグ突破が決まる日本は1点を追う後半早々、堂安律(フライブルク)が初戦のドイツ戦に続いて鮮やかな同点ゴールを決め、田中碧(デュッセルドルフ)が勝ち越し点。歴史的勝利を挙げたドイツ戦に続いて強豪を破り、厳しいとみられたE組の戦いを見事に突破した。スペインは2位で16強入りし、ドイツは3位で1次リーグ敗退となった。
16チームで争う決勝トーナメントは3日(日本時間4日未明)から始まり、日本は5日午後6時(同6日午前0時)の1回戦で、初のベスト8を懸けて前回準優勝のクロアチアと当たる。
日本・森保監督 前半、粘り強く、我慢強く戦ってつなげてくれた選手がいたからこそ、後半いい形で攻撃に移っていけた。ドイツ、スペインという世界のトップグループにいる国に勝てたことは、大きな自信につながる。順位的な新たな景色は8強だが、世界という舞台で戦っていけるという違った新しい景色を見せてくれていると思う。最後はベスト8以上をつかみ取りたい。