息合わせ高らかに 身ぶり手ぶり交え ミューズコーラス隊【北上】
北上市を中心とする小中学生で構成する北上ミューズコーラス隊の合唱コンサートは4日、市文化交流センターさくらホールで開かれ、メンバーらがクリスマスソングなど一体感のある歌声を響かせた。
第32回市民芸術祭参加。小学生4人、中学生13人、卒業生2人の計19人が登壇し、父母や市民ら110人余りが来場した。
第1部では「夕方のおかあさん」「もみじ」「踊りましょう」など10曲を声高らかに合唱。第2部は「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などを身ぶり手ぶりも交えて歌い、クリスマスソング9曲を届けた。
同隊は今年に入り、各種イベントで歌う機会が増えてきたという。2023年2月12日には、同ホールで合唱とオペレッタの定期公演を控える。菊池芽衣さん(二子小6年)は「拍手もいただき、よく歌えたと思う。定期公演に向けてもっと練習し、いい歌を響かせたい」と抱負を語った。
メンバーには21年の全日本合唱コンクール全国大会で最高賞に輝いた黒沢尻北小合唱部の卒業生もおり、22年度から同隊で校外活動部として週3回活動している。山口ひらりさん(上野中1年)は「学校に合唱部がなく、黒沢尻北小(卒業生)や新しい仲間と合唱できてうれしい。みんなと協力し、最高の定期公演をつくり上げたい」と目を輝かせた。